ソフトヤミ金ゴースマートは利用しないで！「在籍確認なし」「即日融資」に潜む罠とは

ソフトヤミ金ゴースマートは「24時間365日即日融資」「在籍確認なし」などの魅力的な条件を宣伝していますが、実態は危険な違法業者です。一度関わってしまうと、完済することはかなり難しく、職場や家族にまで被害が及ぶかもしれません。

今回は、ソフトヤミ金ゴースマートの実態と危険性について詳しく解説します。

ソフトヤミ金ゴースマートはどのような業者なのか

ソフトヤミ金ゴースマートは、インターネット上で「ソフト闇金」を名乗りながら営業している違法業者です。「ソフト」という言葉で安全性をアピールしていますが、実際には通常の闇金と変わらない危険な業者といえます。

即日融資と在籍確認なしを強調する自称「ソフト闇金」

ゴースマートの公式サイトでは「24時間365日即日融資」「最短3分で融資可能」と記載されており、手軽さを前面に押し出しています。通常の金融機関では審査に時間がかかることを逆手に取り、即座にお金を借りられる印象を与えているといえるでしょう。

さらに「在籍確認なし」「審査不要」と宣伝し、職場への連絡を心配する人や、信用情報に問題がある人でも誰でも借りられる印象を与えています。LINEやメールだけで手続きが完了する手軽さも強調されており、借りやすさばかりがアピールされているといわざるをえません。

申し込み時に求められる情報と手続きの流れ

申し込みの際には本人確認書類の提出が必須とされており、運転免許証や健康保険証などの個人情報を業者に渡すことになります。表面的には正規の手続きのように見えますが、後に悪用される危険性があることを理解しておきましょう。

緊急連絡先として職場や家族の情報を求められることもあります。業者は「万が一の連絡のため」と説明しますが、実際には取り立ての際に使用される情報となってしまいます。

申込後はフリーメールで個別連絡が来る仕組みになっており、正規の金融機関とは明らかに異なる運営方法といえるでしょう。

サイト上の金利は「給料日合わせの30%」

ゴースマートでは返済を給料日に行う「給料合わせ」を採用しており、サイト上の利息は30％と表示されています。しかし、この数値だけでも利息制限法の上限金利（年15～20%）を大幅に超える違法な設定です。

WEBサイトを持っている闇金業者では、サイト上の情報よりもさらに高い金利を要求されるのが一般的になっています。つまり、表示されている30％という数値は見た目だけのもので、実際の負担はさらに重くなる可能性が高いといえるでしょう。

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ソフトヤミ金ゴースマートの実態は？

サイトの掲載情報で既に違法性は高いとわかりますが、実態はさらに悪質な業者です。「ソフト」という名前にだまされてはいけません。

「先引き」によりさらに高金利かつ違法性の高い貸付が行われている

ゴースマートは、貸付額から最初に金利を割り引いて融資を実行する「先引き」を行っています。例えば10万円借りる場合でも、実際に受け取れるのは7～8万円程度になるということです。

この分を加味して実質的な金利を計算すると、最低でも800%を超える超高金利設定になってしまいます。当然ながらこの数値は利息制限法や出資法などの各種法令に違反しており、完全に違法な貸付といわざるをえません。

返済が遅れると厳しい取り立てに発展

ソフト闇金を自称している業者は、最初は丁寧に応対するケースが多いものの、延滞すると態度が急変し厳しい督促が始まるのが常です。ソフトとは名ばかりであることがほとんどで、実態は通常の闇金と変わりません。

ゴースマートも、延滞すると勤務先や家族への連絡、昼夜を問わない電話・LINE攻撃など、執拗な嫌がらせが行われる可能性が高いでしょう。

個人情報が悪用される可能性も

申込時に渡した個人情報が他の闇金業者や犯罪グループに流れる危険性があります。一度情報が流出すると、次々と別の業者からも勧誘が来るようになってしまうでしょう。

また、申し込み時に渡した個人情報は「SNSに公開する」などと脅しの材料に使われることもあります。インターネットに一度情報が流れると完全に消すのは極めて困難なため、非常に悪質です。

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ゴースマートを利用した場合に想定されるリスク

闇金業者を利用することで生じるリスクは、金銭面だけでなく社会生活全般に及びます。一度関わってしまうと抜け出すのは簡単ではありません。

いつまでも完済できず経済的に追い詰められる

「闇金は返せば大丈夫」と考える人もいますが、完済間近になると勝手に口座へ入金される「押し貸し」が行われるケースが多いのが実情です。業者側が一方的に新たな借金を作り出し、完済を阻止してくるのです。

「計算が間違っていてまだ借金がある」「完済手数料として〇〇万円必要」などと勝手に返済額を増やされることも珍しくありません。闇金の借金は完済できないような仕組みになっているため、いつまでも借金がなくならず、利用者は経済的に追い詰められてしまいます。

職場や家族への執拗な連絡・嫌がらせで信用を失う

緊急連絡先として伝えた職場や家族に取り立ての電話がかかってきます。業者は「○○さんはお金を借りて返していない」などと借金があることを暴露し、周囲の人々を巻き込んで圧力をかけてくるのです。

番号非通知や新たな番号を使い、着信拒否をしても次々と連絡してきます。職場では業務に支障が生じ、家族関係にも深刻な亀裂が入るかもしれません。社会的信用や人間関係が壊れるリスクが極めて高く、金銭的被害以上の深刻な影響をもたらします。

精神的に追い詰められるリスク

昼夜問わずの督促や脅迫により、利用者は精神的に追い詰められてしまいます。常に業者からの連絡におびえながら生活しなければならず、正常な日常生活を送れなくなるでしょう。

また、SNSやネット上での嫌がらせを示唆されることもあり、恐怖心はさらに増します。冷静な判断力を奪われヤミ金業者に絡め取られるため、被害が長期化しやすく、精神的な回復にも時間がかかってしまうかもしれません。

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ゴースマートに申し込んでしまった場合の対処法

もしゴースマートに申し込んでしまった場合でも、適切な対処を行えば被害を最小限に抑えられます。焦らず冷静に行動するのが大切です。

闇金からの連絡は一切無視する

業者からの連絡には一切応じてはいけません。相手の要求に応じてしまうと、さらに深い関係に引きずり込まれるかもしれません。無視を貫き、必要であれば電話番号の変更も検討しましょう。

ただし、いたずらに無視して放置すると闇金を逆上させる可能性があるため、弁護士に相談の上で適切に連絡を断つのが大切です。専門家の指導のもとで行動するのがおすすめです。

口座や個人情報の悪用を防ぐ

闇金業者に教えた口座は解約するのが安全でしょう。同じ口座を使い続けることで、勝手に振り込みが行われる「押し貸し」の被害に遭うかもしれません。

また、個人情報が流出した場合は、今後さらなる被害に遭う可能性があることを念頭に置き、警戒を強めましょう。被害が拡大しそうな場合は、警察に相談するのをおすすめします。

弁護士に相談して早期解決を目指す

早期解決のために最も有効なのは、闇金問題に詳しい弁護士に介入してもらうことです。闇金業者にとって弁護士は天敵であり、法的な対応を取られることを嫌がる場合が多いのが実情です。

弁護士は取り立てをやめさせ、それ以上支払わずに済むよう業者に要求してくれるほか、場合によっては既に支払った金額の返金請求ができることもあります。ただし、闇金対応には相応の経験が必要なため、実績の豊富な弁護士を選ぶのがポイントです。

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まとめ

ソフトヤミ金ゴースマートは「ソフト」という名前で安全性をアピールしていますが、実態は危険な違法業者です。サイト上では30%という金利を表示していても、実際には先引きにより800%を超える超高金利となり、法外な負担を強いられます。

一度利用してしまうと完済は極めて困難になり、職場や家族への取り立て、個人情報の悪用など、深刻な被害に発展するかもしれません。もし申し込んでしまった場合は、業者からの連絡を無視し、すぐに闇金問題に詳しい弁護士に相談してください。