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【違法】トバシ携帯とは?闇金が作らせることも!悪用の実態と契約者の末路を解説

多重債務に悩み闇金から借り入れをしていると、電話の契約を強要されることがあります。一見簡単なお金稼ぎに見えますが、実際には犯罪に加担させられるリスクがあり、後々大きな問題を引き起こす可能性があるのです。

本記事では、トバシ携帯とは何か、闇金がどのように利用するのか、契約させられた場合どうなるのか、対処法について解説します

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トバシ携帯とは?犯罪に利用される違法な携帯電話

トバシ携帯は他人や架空の名義で契約された携帯電話で、契約者本人以外が使用することを前提に不正に契約されたものです。

名義を貸した人が思っている以上に重大な結果をもたらすことがあるため、仕組みや関連する法律について知っておく必要があります。

トバシ携帯の仕組みと契約方法

トバシ携帯とは、第三者名義で契約した携帯電話のことです。本来、携帯電話は自分自身が使用するために契約するものですが、トバシ携帯は最初から他人に渡すことを目的として契約されます。

金銭的に困窮している人に対して「名義を貸すだけで報酬がもらえる」と持ちかけ、携帯電話の契約をさせた後、携帯電話を回収するという手口も存在します。

トバシ携帯が犯罪に使われる理由

トバシ携帯が犯罪に使われる最大の理由は、使用者と名義が異なるため警察や被害者が犯人を追跡しにくくなることです。詐欺や闇取引に利用されやすいのは匿名性の高さが要因となっています。

契約者情報を偽ったり身元が特定できないようにした状態で契約されるため、誰が使用しているのかを特定することが難しくなります。犯罪者にとっては自分の身元を隠したまま違法行為ができるという点で「都合が良い道具」です。

麻薬や違法商品の売買、闇金業者との連絡など、違法なビジネスに使用されることが多く、犯罪者が逮捕を免れるための手段として悪用されているのです。

トバシ携帯に関する法律と罰則

携帯電話不正利用防止法により、第三者への携帯電話の譲渡・転売は明確に禁止されています。生計を共にしない第三者への携帯電話の譲渡は法律で禁止されており、違反した場合は厳しい罰則が課せられます。

契約時に「自身が使用するもの」として虚偽の申告をした場合、詐欺などの罪に問われるかもしれません。売買した場合は2年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処せられることもあり、決して軽い罪ではありません。

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闇金がトバシ携帯を入手・利用する手口とは?

闇金業者は自分の携帯を使えば身元がバレて逮捕される可能性が高いため、トバシ携帯を活用します。合法的な方法では携帯電話を用意できないため、債務者等から調達する方法が横行しているのです。

闇金は融資を希望する人や返済が遅れている債務者に対して、融資や返済遅れを認めることを条件に新規で携帯電話を契約させます。

闇金が使うトバシ携帯の調達方法

闇金業者は手中にある債務者を巧みに誘導したり脅迫して契約させる手口を用います。既に借金を抱えている人は断りにくい立場にあるため、闇金業者にとって格好のターゲットです。

債務者に対して話を持ちかけ、携帯電話を複数台契約させます。数万円の報酬を提示されるケースが多いですが、後々大きな負担となることがほとんどです。

債務者が使用中の携帯を提供させることもあり、通信手段を奪うことで債務者を孤立させる意図もあると考えられます。いずれにしても闇金業者は自分の身元が特定されないよう、他人名義の携帯電話を欲しがっているといえるでしょう。

闇金がトバシ携帯を必要とする理由

闇金業者の取り立て行為の多くは脅迫罪や恐喝罪に該当するため、身元が特定されない携帯電話が彼らにとって必要不可欠な道具となっています。違法な取り立てを行うため、自分の身元が明らかになる連絡手段は使いたくないのです。

闇金業者のほとんどが店舗を構えずに”トバシ携帯”という身元がバレない携帯電話で営業を行っています。銀行口座も他人名義で身元が判明しないようにするため、トバシ携帯と組み合わせて使用するケースが多いです。

闇バイトとして携帯電話の契約をさせるケースも

闇バイトとしてトバシ携帯の契約をさせるケースも増えています。SNSなどで「簡単に稼げる」「身分証明書だけでOK」などとアピールして募集し、数万円の報酬でお金に困った人を釣り、携帯電話を複数台契約させます。

契約後は携帯電話本体を渡すよう要求され、月々の支払いだけが契約者に残されるという仕組みです。

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トバシ携帯を契約させられた人の末路

トバシ携帯を契約させられてしまった人には、さまざまな問題が降りかかります。一時的な報酬と引き換えに、長期間にわたる負担や法的リスクを背負うことになるため、決して軽い気持ちで応じてはいけません。

契約者に残る金銭的負担と法的責任

法律上、携帯電話の費用の支払い義務は契約者にあり、支払いを続けなければなりません。月々の利用料金だけでなく、端末代金の分割払いなども全て契約者の負担となります。

契約者情報を偽ったり、身元が特定できないようにした状態で契約した場合、法的責任を問われるリスクがあります。故意に虚偽の申告をしたと判断されれば、詐欺罪で訴えられる可能性もあるでしょう。

「名義を貸すだけ」と思っていても、実際には犯罪行為の一端を担っていることを認識しなければなりません。

犯罪に利用された場合の連帯責任

トバシ携帯が犯罪に使用された場合、契約者も共犯者として扱われるリスクがあります。詐欺や薬物取引などの重大な犯罪に使用された場合、契約者も関与を疑われるかもしれません。

警察の捜査により携帯電話の契約者が特定されれば、少なくとも事情聴取の対象となります。「知らなかった」では済まされない状況になる可能性が高く、弁明が難しい状況になるでしょう。

社会的信用の失墜とその後の影響

自分の個人情報が不正に使用されたり、悪用された場合、社会的信用を失ってしまう可能性があります。犯罪に関わったという記録が残れば、将来的にさまざまな不利益を被るリスクがあるでしょう。犯罪に関与したという事実は、就職や将来の金融取引にも影響を及ぼします。

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闇金からトバシ携帯を要求されたらどうすべき?

闇金からトバシ携帯の契約を強要された場合、絶対に応じないことが重要です。どんな理由があっても闇金に携帯電話を渡さないよう注意しましょう。一度応じてしまうと抜け出せなくなります。

闇金の要求を断る方法と注意点

闇金からの脅迫をともなう言動を録音・録画したデータを証拠として収集しておくのが有効です。後々の法的手続きで証拠となるため、可能な限り記録を残しておきましょう。

一人で対応せず、専門家に相談することを検討してください。闇金問題に詳しい弁護士なら適切なアドバイスを提供してくれます。

断るのが怖い場合は、穏便にやり過ごしたあとで闇金に強い法律の専門家に相談することも一つの方法です。自分の身の安全を最優先に考え、状況に応じた対応を心がけましょう。

弁護士への相談と解決の流れ

闇金に関する事案を取り扱う弁護士に相談・依頼をすることで闇金トラブルの解決が可能です。闇金対応の経験が豊富な専門家なら、状況に合った解決策を提案してくれます。

依頼を受けると、代理人として弁護士が介入したことを闇金に通知します。法律の専門家が介入することで、闇金業者の違法な要求や取り立ての停止が可能です。

弁護士は、警察や金融機関と連携して口座凍結を行えるため、闇金にプレッシャーをかけられます。弁護士が闇金業者と交渉を始めると、ほとんどのケースで取り立ては収まります。

警察への相談と被害届の提出

闇金の脅迫行為は脅迫罪や恐喝罪に該当するため、警察に相談することも効果的です。警察は犯罪行為に対処する権限を持っているため、状況によっては迅速な対応が期待できます。闇金の脅迫をともなう言動の録音・録画データ、契約書、取引履歴などを揃えて警察に相談すると良いでしょう。

民事不介入の原則からすぐには動けないこともあるため、弁護士への相談と並行して進めると、より効果的な解決が期待できます。警察に相談する際は、トバシ携帯を契約させられそうになっている旨を明確に伝え、闇金による脅迫について説明するとよいでしょう。

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まとめ

トバシ携帯は他人名義で契約された違法な携帯電話であり、犯罪に利用されるリスクが非常に高いものです。闇金業者が身元を隠すために利用する場合が多く、契約者には金銭的負担や法的責任、社会的信用の失墜といった深刻な問題が降りかかります。

闇金からトバシ携帯の契約を強要された場合は、絶対に応じてはいけません。脅迫を受けている場合は一人で対応せず、闇金問題に詳しい弁護士や警察に相談することで解決の糸口が見つかるでしょう

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