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ヤミ金からお金を借りるとどうなる?関わってはいけないワケと万が一の対処法

一般的に信用情報が悪化して正規の業者からの借り入れが「通らなくなる」と、どこからもお金を借りられず、最終的に闇金の誘惑に負けてしまうことになります。闇金業者は最初こそ親切ですが、法外な金利と非人道的な取り立てにより、借り手の生活を根底から破壊するでしょう

そこで今回は「現状から脱出する方法」として闇金を考えている方、あるいはすでに関わってしまった方へ向けて、闇金の実態と対処法を解説します。ぜひ最後までお読みください。

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闇金からお金を借りるとどうなるのか?

闇金からお金を借りると、想像を絶する苦しみの連鎖が始まります。闇金は「事実上の犯罪組織」であり、ここからお金を借りることで、人権すら無視される世界へ足を踏み入れることになるのです。

【第一段階】申し込み~貸付開始

闇金への第一歩は驚くほど簡単。闇金業者は初回の接触では「金利は高いですが、他で借りられない人のためのいわば”必要悪”です」「審査なしで今日中に現金が必要な方のお役に立ちます」などと、物腰柔らかく対応します

しかし厄介なのは、この段階ですでに法外な金利設定が敷かれている点。闇金の典型的な金利として「トイチ」(10日で1割=10%)や「トゴ」(10日で5割=50%)などがあります。

また、申し込み時、闇金業者は借主の個人情報(住所、勤務先、家族構成など)を徹底的に聞き出そうとしてくるかもしれません。これらの情報は後の取り立てに使われる「弾」となります。さらに身分証明書を写真撮影されるケースも多く、こうした情報が漏洩するリスクも無視できません。

【第二段階】短期間での返済要求

貸付が始まると、闇金独特の返済サイクルが始まります。一般的な金融機関では月1回の返済が標準ですが、闇金は毎週や10日に1回という短期間での返済を要求します

高金利のため、返済しても利息分の支払いで精一杯で元金がほとんど減らないというのが典型的なパターンです。もともと経済的に苦しい状況にある借主は返済の目途が立たず、「借り増し(おかわり)」を余儀なくされます。

【第三段階】返済が滞ると始まる執拗な取り立て

返済が1日でも遅れると、闇金の本性が露わになるでしょう。闇金は借主だけでなく、その周囲の人間関係までターゲットにした取り立てを行います

まず始まるのは、昼夜を問わない執拗な電話やLINEでの督促。「今日中に払わないと家に行くよ」「明日までに払わないと勤務先に取り立てに行くよ」などの脅迫めいた言葉で追い詰めます。

返済が滞る期間が長くなると、取り立ての手法はエスカレート。借り入れ時に提供した情報を基に、家族や職場、友人などにも連絡を取り、「〇〇さんが借金を踏み倒している」などと告げる嫌がらせを行うのも日常茶飯事です。

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そもそも闇金と関わってはいけない理由とは?

闇金と関わると当初の悩みの何倍も大きな悩みが待っています。どんなに苦しい状況でも闇金に手を出さないという気持ちをしっかり持たなければなりません。

違法業者であり犯罪に加担することになる

闇金業者は貸金業登録を行っておらず、高金利で営業する違法業者です。このような業者からお金を借りること自体が、犯罪行為を助長することになります。闇金は通常、借金の証拠として借用書を作成しますが、法外な金利が明記された借用書自体が無効です。

より深刻なのは、闇金との関わりが別の犯罪への入り口になり得る点。返済に窮した借主に対し、銀行口座の譲渡や「闇バイト」として振り込め詐欺の受け子や出し子を行うよう要求してくるケースも少なくありません。

こうした行為は犯罪であり、発覚すれば逮捕・起訴される可能性があります。犯罪の共犯者にされ、借金問題に加えて刑事責任も問われる危険性があるのです。

借金が雪だるま式に増えていく

闇金の法外な金利構造により、借金は信じられないスピードで膨れ上がります。たった1ヶ月で返済額が元金の倍以上になり、完全に返済不能になるでしょう。

返済のために別の闇金からお金を借りる「多重債務」に陥るケースも多く、複数の闇金からの取立てに追われる地獄のような日々を送ることになります。最終的には自己破産せざるを得なくなることも珍しくありません。

家族や職場にも被害が及ぶ

闇金の最も恐ろしい側面の一つが、借主の周囲の人間関係にまで被害が及ぶ点です。闇金は借り入れ時に聞き出した保証人や家族、勤務先などの情報を使って、脅迫まがいな取立てや業務妨害まがいの行為を行います。

こうした嫌がらせにより、家族関係が悪化したり、最悪の場合、職を失う可能性も。勤務先に迷惑がかかることで解雇されれば、返済能力はさらに低下し、闇金の取立ては一層激しくなるという悪循環におちいります。

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闇金からの取り立てが止まらない時の対処法は?

闇金問題に直面した時、「もう終わりだ」と絶望する必要はありません。確かに深刻な状況ですが、適切に対処すれば、解決に向かうことができます。詳しく解説しましょう。

警察に被害届を提出する

闇金からの暴力や明確な脅迫による取り立てを受けている場合は、迷わず警察(110番)に通報しましょう。暴行や脅迫は犯罪行為であり、警察の保護を受ける権利があります。

警察に相談する際は、闇金業者との通話録音や脅迫的なメッセージなど、証拠となるものをできるだけ収集しておくとよいでしょう。警察では、闇金対策を専門とする部署が設けられている場合もあります。最寄りの警察署の生活安全課や経済課、または都道府県の警察本部に相談するのも一つの方法です。

弁護士に相談する

闇金問題の最も効果的な解決法は、弁護士への相談です。闇金問題に詳しい弁護士に依頼すると、最短即日で取り立てをストップさせられます

弁護士が介入することで、闇金業者のほとんどは手を引きます。なぜなら、弁護士が介入すると法的措置を取られるリスクが高まり、闇金側にとってもデメリットが大きいためです。

弁護士は「介入通知」という書面を闇金業者に送付し、以後の連絡や取立てを法的に禁止します。また、闇金によって違法に支払わされた利息の返還請求や、被害届の提出サポートも行います。

経済的に困窮している状態では弁護士費用が心配かもしれませんが、闇金問題に関しては初回相談無料の事務所も多く、費用面でも配慮されていますので、まずは相談してみるのがおすすめです。

闇金との接触を完全に断つ

闇金からの連絡には一切応じず、徹底的に無視することが重要です。電話やLINEには出ない、メールは開かないなど、一切の接触を持たないようにしましょう。

闇金は「話せば何とかなる」と思わせようとしますが、交渉の余地はありません。一度でも応対すると「まだコンタクトが取れる」と判断され、取り立てが継続します。

必要に応じて電話番号を変更したり、SNSアカウントを非公開にするなど、闇金からのアクセスを遮断する対策も有効です。ただし、住所変更などの大きな行動は、弁護士と相談の上で判断しましょう。

最も重要なのは、闇金に対して「1円も支払わない」という毅然とした態度を取り続けることです。一度でも支払いを再開すると、「まだお金が取れる」と判断され、さらなる取り立てにつながります。

弁護士の介入と並行して、自分自身でも闇金との接触を断つ努力を続けることが、問題解決への近道となります。

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まとめ

闇金は一時的な金銭問題を解決するどころか、借主の人生を破壊する存在です。法外な金利、執拗な取立て、周囲への嫌がらせなど、その手法は常識外れのものばかり。

どんなに経済的に追い詰められても、闇金に手を出すことは絶対に避けるべきです。そして万が一関わってしまった場合も、あきらめる必要はありません。弁護士への相談、警察への被害届提出、闇金との接触断絶など、適切な対処法を取れば必ず解決への道は開けます。

闇金問題でお悩みの方は、当事務所へお気軽にご相談ください。専門家の力を借りることで、一人では解決困難な問題も道が開けます。まずは一人で悩まず、専門家に相談されてみてはいかがでしょうか。

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