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闇金は本当にあるの?どこに潜んでいる?避けるべき場所と万一の対処法を紹介

お金に困ったとき、「審査なし」「即日融資」という広告に目を奪われていませんか?

簡単にお金を貸してくれる業者の中には、法律を無視した超高金利で貸し付ける「闇金」が潜んでいます。一度でも借りてしまうと、法外な金利によって返済が終わらない悪循環に陥り、日常生活が破壊してしまうことも珍しくありません

本記事では、闇金の実態や潜んでいる場所、身を守るための注意点などを解説します。金銭的に困っていても、闇金は絶対に利用してはいけません。

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本当にある違法金融業者「闇金」の実態

闇金業者は身近に存在しています。街中の電柱や壁に貼られた「お金貸します」というステッカーから、インターネット上の怪しい広告まで、様々な形で接触してくるでしょう。闇金の実態を知ることは被害を防ぐための第一歩です。

闇金とは?

闇金融とは、貸金業登録を行っていない違法な金融業者のことです。正規業者とは異なり、法律で定められた上限金利を大幅に超える利息を要求し、違法な取立て行為を行います。

闇金は非常に高い金利を設定していて、例えば「トサン」と呼ばれる手法では、2万円を貸して10日で6000円を利息として支払わせます。年利に換算すると1000%を超える場合もあり、一般的な消費者金融の金利(年18%程度)と比較にならないほど高額です。

闇金業者は暴力団などの反社会的勢力と密接な関係を持っていることが多く、取立ての際に暴力や脅迫が行われる場合も少なくありません。

闇金が狙うターゲット層

闇金業者は、金融機関からの借入れが難しい人々をターゲットとしています。

金融ブラック、フリーター、水商売従事者、専業主婦、学生などが狙われやすく、「ブラックでもOK」「審査なし」「即日融資」といった甘い言葉で誘惑し、弱みにつけ込んでくるでしょう。

闇金の違法性

闇金業者の営業行為は貸金業法によって厳しく禁止されています。無登録営業を行うと「10年以下の懲役または3000万円以下の罰金またはその併科」という重い刑事罰が科されるでしょう。

闇金からの借入れは民法708条の「不法原因給付」に該当します。違法な目的でお金のやりとりが行われた場合、そのお金は返済する義務がありません。闇金業者からすれば、貸したお金の取り立てができないということになります。

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闇金はどこに潜んでいる?よくある特徴と危険な場所

時代と共に闇金業者の営業方法が変わってきているのを知っていますか?

現在はインターネットやSNSを使った勧誘方法が増えているのです。闇金業者は多くの媒体を使い営業活動を行っているため、見分けるポイントを知って日頃から対策をしておきましょう。

SNSを利用した闇金業者の特徴

現代の闇金業者はFacebookやX、InstagramなどのSNSを積極的に使っています。SNSの匿名性や使いやすさを悪用して、お金に困っている人々をターゲットにしているのです。

プロフィールに若い女性の写真やキャラクターのイラストを使い、親しみやすさや安心感を演出するといった手口も少なくありません。実際には全く別人が運営していることが大半で、メッセージのやり取りだけで契約を進めようとします。

個人間融資掲示板に潜む闇金の罠

インターネット上には「個人間融資掲示板」と呼ばれるサイトが存在しており、個人同士で融資の募集や申込みができるようになっています。中には個人を装った闇金業者が潜んでいる場合が多く、危険な場所でもあるので気を付けましょう

個人間での貸し借りであっても、繰り返し行う場合は「業」として登録が必要です。そのため、利息制限法で定められた金利(年15~20%)以上の利息を取ることは違法となります。個人間融資掲示板では「個人なので柔軟に対応できます」などと甘い言葉で誘惑してくるケースが頻繁に見られるので注意してください。

また、融資を装った詐欺被害も多発しています。保証金詐欺と呼ばれる手口では「融資を行う前に保証金が必要」などと言ってお金をだまし取り、実際の融資は行われないということも珍しくありません。

Webサイトを作って堂々と営業している闇金もある

堂々とWebサイトを開設して営業している闇金業者も存在しています。法律に違反していることを承知の上でインターネット上で顧客を集めているのです。

最近では「ソフト闇金」や「先払い買取業者」といった名称で営業する業者も増えています。「優しい闇金」「丁寧な対応」などをアピールしていますが、実態は通常の闇金と変わらないか、より悪質なケースも少なくありません。

闇金業者のWebサイトには共通した特徴があります。LINEやWebフォームしか連絡窓口がない、実店舗の住所が記載されていない、会社概要が曖昧、貸金業登録番号がないのが特徴です。正規の金融機関では必ず貸金業登録番号を表示し、実店舗の住所や電話番号も記載されています。

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闇金から身を守るには?絶対に避けるべき行動と注意点

闇金問題を防ぐためには、そもそも関わらないことが大切です。お金に困っていても、闇金から借りることは状況を悪化させるだけでしょう。闇金から身を守るための具体的な対策を紹介します。

怪しい融資の誘いには絶対に応じない

SNSやメールで「ブラックでもOK」「審査なし」「今すぐ融資」などの誘いを受けた場合は、絶対に応じないようにしましょう。正規の金融機関では貸し倒れリスクを避けるために必ず審査を行います。

個人間融資掲示板の利用は、詐欺やトラブルに巻き込まれやすいため避けるべきです。本当に個人同士の善意の貸し借りであったとしても、後々のトラブル発生時に解決が難しくなります。

広告やチラシの内容があまりにも都合が良すぎる場合は警戒しましょう。「必ず貸します」といった表現は、貸金業法で禁止されている誇大広告です。正規の金融機関ではこのような表現は使用しません。

正規の金融機関を利用する

借入れが必要な場合は、必ず貸金業登録のある正規の金融機関を利用しましょう。貸金業者は全て登録番号を持っており、その番号は広告や契約書に明記されています。

金融機関の登録状況は金融庁のホームページで確認しましょう。「貸金業者登録一覧」で検索すると、正規に登録されている貸金業者の一覧が表示されます。不安がある場合は実際に登録されているかどうかを確認してみましょう。

万一関わってしまったら弁護士に相談

闇金と一度関わってしまうと、抜け出すのは非常に困難です。闇金業者は高圧的な態度で返済を迫り、職場や家族にも嫌がらせをして精神的に追い詰めてくるため、冷静な判断ができなくなってしまいます。

弁護士に相談すれば、法的なアプローチから闇金業者に取立てをやめさせることが可能です。弁護士から闇金業者に対して「受任通知」という書面を送付することで、直接の取立てを止められます。

無料相談を実施している法律事務所も多いため、費用の心配がある場合でも、まずは相談に行くことが解決の第一歩です。

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まとめ

闇金は実在する大きな社会問題です。SNSや個人間融資掲示板、Webサイトなど多くの場所に潜んでおり、金銭的に困っている人々を狙っています

闇金から身を守るためには、怪しい融資の誘いには絶対に応じないこと、貸金業登録のある正規の金融機関を利用すること、不安がある場合は金融庁のホームページで確認することが大切です。

万が一闇金から借りてしまった場合は、諦めずに弁護士などの専門家に相談しましょう。闇金からの借金は法的には返済義務がなく、解決の道は必ずあります。一人で抱え込まずに早めに相談することが大切です。

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