MENU

【危険】リセチケットの利用はしないで!先払い買取業者の危険な手口とは?

借金に悩み、どうしてもお金が必要な時、「リセチケット」という商品券買取サービスを見かけるかもしれません。品物を送る前にお金を受け取れる「先払い買取」は魅力的に感じるでしょう。

しかし、便利に見えるサービスの裏には、利用者を深刻な借金問題に陥れる危険が潜んでいます。金欠を解消しようと利用すると、かえって状況が悪化する可能性が高いです。

リセチケットは正規の買取業者のように見えますが、実質は違法な高金利での貸付けと同じ構造で、利用者に大きな負担を強いる業者なのです。この記事では、リセチケットの実態と危険性、トラブルに巻き込まれた場合の対処法を解説します

闇金問題にお困りなら今すぐご相談ください

※LINE無料相談も可能!

クリックできる目次

リセチケットとはどのような業者なのか

先払い買取業者がどのような業者で、何が問題なのか。通常の買取業者との違いを理解し、リセチケットの危険性を押さえておきましょう。

リセチケットの基本情報

リセチケットはWEBサイトによると、株式会社GroovyDaysが運営する商品券買取サービスです。本社所在地は東京都目黒区大橋と記載されています。

法人登記を確認すると、記載住所の単身者用マンションの一室が所在地として登録されており、会社自体は存在するようです。公開されている古物商許可番号「東京公安委員会第303292220992号」も正規の番号であり、公開データベースに登録があります。

しかし、これだけでは安全性は判断できません。違法業者が、「適法性」を主張するために法人登記や許可証を取得するケースは少なくないからです

商品券やギフトカードの買取を主に行う

リセチケットのビジネスモデルは一般的な買取業者とは大きく異なります。通常の買取では、品物を査定し、業者に渡した後に代金が支払われますが、リセチケットでは品物の写真を送信すると、実際に品物を送る前に査定金額が振り込まれる仕組みです。

リセチケットの公式サイトによると、先払い買取の場合、買取率は65%に設定されています。利用者は受け取った金額よりもはるかに高額な商品券を後日送らなければなりません。手数料率は、一般的なチケット買取と比較しても高めに設定されています。

なお、後述しますが先払い買取はキャンセルが前提の取引スキームです。そのため業者のサイトで公開されている買取率にはまったく意味がありません。

リセチケットが闇金である理由

リセチケットは表向き商品券買取業者ですが、後述のスキームにより実質的に貸付を行っており、闇金に極めて近い性質を持っています。「先払い買取」自体が実質的な貸付であり、新型闇金として金融庁や警察からもマークされているのです。

近年では、先払い買取を「実質的に違法な高金利での貸付」とした民事事件の判例も出ており、法的にも違法性の高いビジネスモデルと認識されています。古物商許可を取得し法人登記が存在することから「きちんとした会社」という印象を与えようとしますが、正規業者を装った違法業者はしばしば存在します。

\LINEで気軽に相談可能!/

リセチケットを利用するとどうなる?想定されるリスクとは

リセチケットのようなサービスを利用した場合、どのようなリスクが想定されるのか。実際に起こりうる危険性を詳しく見ていきましょう。

リセチケットの利率は年利換算で1200%以上

リセチケットとの取引では、例えば買取金額1万円に対して給料日に2万円の商品券を送るよう要求されるケースがあります。利用者からすれば、借入金の倍額の返済を要求されることと同じで、実質的には非常に高金利の貸付けとなります

30日で元金の倍額を支払う場合、年利に換算すると実に1200%以上という驚異的な金利です。法律で定められている貸金業者の上限金利(年20%程度)と比較すると、約60倍もの金利設定となり、明らかに法外な水準といえます。

小口現金をこうした超高金利で貸付けることは闇金業者の常套手段であり、先払い買取でも実質的に同じことが行われているのです。最初は少額から始まることが多いですが、返済が困難になると借り入れが雪だるま式に増えていく危険性があります。

勤務先や緊急連絡先へ取り立てが行われるリスク

先払い買取業者は、返済が遅れると職場や親戚、配偶者の職場や子供の学校にまで連絡するケースがあります。これは被害者の名誉を大きく傷つけるものであり、社会的に孤立してしまう可能性が非常に高いでしょう。

実際に先払い買取業者に勤務先まで連絡され、退職を余儀なくされたり、家庭内の不和に繋がったりした事例も多数報告されています。いったん取り立てが始まると、日常生活や人間関係に甚大な影響を及ぼし、精神的な苦痛も計り知れません。

こうした取り立ては貸金業法で明確に禁止されている行為ですが、違法業者は法律を無視して行動するため、利用者は大きな精神的負担を強いられます。

個人情報の流出やSNSでの「晒し行為」に遭う可能性もある

闇金業者や先払い買取業者は、返済が滞ると、個人情報をインターネット上に晒す危険性があります。名前や住所、電話番号、顔写真などが公開されたケースは少なくありません。

業者は契約時に身分証明書の写真や自撮り写真を要求することが多く、後になってそれらがSNSなどに投稿されるリスクがあります。「寸借詐欺師」などの中傷文と共に個人情報が拡散されることで、社会的信用を失う恐れもあるでしょう。

個人情報が流出すると新たな闇金からの勧誘や嫌がらせの対象になる可能性も高まります。一度こうした業者の標的になると、長期間にわたって様々な被害に遭うケースが多いため、最初から関わらないことが最も安全です。

\LINEで気軽に相談可能!/

リセチケットの支払いができない場合どうすればいい?

もしリセチケットなどの先払い買取業者を利用してしまい、支払いが困難になった場合、どのように対処すべきか。適切な解決策を解説します。

最善策は弁護士に相談すること

リセチケットなどの先払い買取業者との問題解決には、弁護士への相談が最も効果的です。違法な高金利で貸付けを行う契約は無効であり、ほとんどのケースでは返済義務はありません。

弁護士が受任通知を送付することで窓口が代理人に切り替わり、取り立てが早期にストップします。弁護士は依頼者に代わって業者と交渉を行い、返済をせずに済むよう法的対応を進められます。

問題が深刻化する前に専門家に相談することで、精神的負担も軽減され、より安全に解決することが可能です。一人で悩まず、早めに弁護士のサポートを受けることをおすすめします。

相談先の弁護士事務所を選ぶ際の基準

弁護士事務所を選ぶ際には、先払い買取業者や闇金業者など、違法業者への対応実績が豊富かどうかを確認することが大切です。債務整理など通常の借金問題とは異なる知識・ノウハウが必要となるため、専門性の高い事務所を選ぶことが望ましいでしょう。

報酬形態が明確かどうかも重要なチェックポイントです。どういった項目にいくらかかるのか、見込みをきちんと教えてくれる事務所を選べば安心して依頼できます。

初回相談は無料で受け付けている事務所も多いため、まずは気軽に相談してみることから始めましょう。複数の事務所に相談し、自分に合った弁護士を見つけることも大切です。

警察への相談と証拠収集の重要性

業者からの取り立てに関する証拠として、通話録音やメッセージのスクリーンショットなどを保存しておくことが重要です。脅迫めいた言動があれば、その証拠が後の法的手続きで役立つ場合があります。

警察に相談した実績を作っておくことで、何かあった場合にも対応してもらいやすくなります。ただし、警察への相談単体では解決が難しいケースが多いため、弁護士への相談と同時に行うことが大切です。

証拠が多ければ多いほど、弁護士による対応もスムーズに進むため、日頃から取り立ての証拠を意識的に残しておくとよいでしょう。

\LINEで気軽に相談可能!/

まとめ

リセチケットなどの先払い買取業者は、表面上は正規の買取業者を装っていますが、実質的には違法な高金利での貸付けを行う闇金業者と同様の性質を持っています。古物商許可や法人登記があっても、安全な業者である証明になりません。

年利換算で1200%以上という法外な金利設定や、勤務先への取り立て、個人情報の流出リスクなど、利用者に多大な不利益をもたらす危険性があります。一度利用すると借金が雪だるま式に増え、生活が立ち行かなくなるケースは少なくありません。

もし利用してしまい支払えなくなった場合は、一人で悩まず、闇金対応に実績のある弁護士に相談することが最善の解決策です。弁護士介入により取り立てを止め、法的に適切な解決を図ることができます。

闇金問題にお困りなら今すぐご相談ください

※LINE無料相談も可能!

この記事を書いた人

クリックできる目次