お金に困っている時、「不要品を送る前に現金が手に入る」という甘い言葉の広告を目にすることがあるかもしれません。その中には「買取キング」のように、違法な金融業を営む悪質な業者が紛れ込んでいることがあります。こうした業者を利用してしまうと、法外な金利で返済を迫られ、生活が破綻してしまうことも。
借金返済に追われる前に、危険な取引には近づかないという判断が大切です。先払い買取の仕組みと危険性を理解し、トラブルに巻き込まれないための知識を身につけておきましょう。
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先払い買取業者「買取キング」逮捕

2024年9月、警視庁は違法な金融業を営んでいた「買取キング」の運営者を出資法違反で逮捕しました。約1600人から2億数千万円を集め、法定金利の6倍から13倍もの利息を受け取っていたことが明らかになりました。
被害者の多くは返済が追いつかず、生活の立て直しが難しい状況に追い込まれていました。
買取キングはどのように客を集めたのか
「即日現金化」「商品画像があればOK」など、一見手軽にお金を得られるような宣伝文句を掲げ、銀行や消費者金融からお金を借りづらい人たちをターゲットにしていました。
申込み方法も、LINEやSNSを通じて行えるようにしており、若年層から中高年まで幅広い年代の人々が被害に遭っていました。
本人確認書類と勤務先の確認だけで審査を通過できる仕組みになっており、信用情報を参照せずに契約できるため、「審査なしですぐにお金が手に入る」と思ってしまう人も多かったようです。
実際の取引の流れはどうだったのか
利用者が商品の画像を送信すると、買取代金としてすぐに現金が振り込まれるシステムになっていました。
そして、後日「取引キャンセル料」という名目で、元本に法外な金利を上乗せした返済を要求していたのです。
しかも、実際の商品の売り買いは行われず、ただ貸付けをするために買取を装っていただけでした。結局、商品を業者に渡さないまま、高額な返済だけを迫られる仕組みになっていたのです。
利用者の多くは「この返済額はどのようにして計算されたのか」もわからないまま、支払いを続けざるを得ない状況に追い込まれていました。一度利用すると長期間にわたって返済が続き、生活がどんどん苦しくなっていく…そんな状態に陥っていたのです。
なぜ逮捕に至ったのか
「買取キング」は貸金業の登録を受けずに金銭貸付を行い、出資法に違反する事業を展開していました。
法定利率を大幅に超える金利で貸付をし、利用者に多大な被害を与えていたことが明らかになったのです。
警視庁は、組織的かつ悪質な違法金融業者として「買取キング」を摘発しました。
こうした違法業者がほかにもいる可能性があるため、同じような手口を使う業者への監視も強化されています。特に、SNSを通じた広告や勧誘にも注意が必要です。
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先払い買取業者の特徴

商品買取を装い、金銭を貸し付ける。違法業者の手口は決まってこういったものです。
「キャンセル料」という名目で、実質的には年利数百%から数千%に及ぶ、とんでもない金利を要求するケースが報告されています。
個人情報を手に入れ、職場や家族への取り立てに悪用されるリスクも無視できません。
最初は「少額の取引だから大丈夫」と思っていても、気づけば返済のために別の業者を利用するはめになり、どんどん悪循環にはまっていく…。そうして生活が圧迫されてしまうのです。
正規の買取業者との違いは何か
正規の買取業者は、古物商の許可を持っており、それを店舗や広告に明示しています。
そして、買取をする前に必ず商品の実物を確認します。正しく査定した上で、代金を支払うのです。
正規業者は、勤務先情報など、買取に不要な個人情報を要求することはありません。必要以上に要求される場合は、悪質な買取業者である可能性が高いです。
また、正規業者は事業所の所在地や連絡先を公開しています。身元不明で、SNSだけで連絡を取るような業者には気をつけるべきでしょう。
先払い買取業者の被害が拡大している理由
金融機関から借入ができず、特にお金に困っている人をターゲットとしています。
ターゲットに向けて、SNSで「すぐに現金化できます!」といった広告や口コミが急速に広がり、被害が発生します。
合法的に見えるよう工夫されているため、気付いた時には返済額が膨らんでどうしようもなくなっている…なんてことも少なくありません。
返済の見通しが立たないまま、借金が雪だるま式に増えていってしまうのです。
どんな人が狙われやすいのか
急な出費で現金が必要になり、時間的な余裕がない人が狙われやすいです。
他の借入れが難しい状況にある人が、最後の手段として手を出してしまうケースが多発しています。
特に、ネットで「簡単に現金化できる方法」を探している人は注意するべきでしょう。広告をクリックすることで、悪質な業者に捕まってしまうリスクが跳ねあがるからです。
「すぐに返済すれば大丈夫」という考えで利用してしまう人も見受けられます。返済が滞ると、高額な延滞金を支払うはめになります。
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先払い買取業者から取り立てを受けたらどうすべきか

違法な先払い買取業者による取り立てに対し、支払義務は発生しません。むしろ、支払いを続けることで、さらなる被害を招く可能性があります。
こういったトラブルに巻き込まれたときは、一人で抱え込まずに、法律の専門家に相談することが大切です。
業者が脅してきたり、嫌がらせをしてくることもあるため、証拠はしっかり残しておくと良いでしょう。
早めの相談が、問題解決につながります。
まず何をすべきか
業者とのやり取りは、通話を録音したり、メッセージを保存したりして、取り立ての証拠を確保しましょう。
家族や職場に事情を話し、トラブルに巻き込まれないように対策を立てておきます。
取り立てがつらくても追加の支払いは決して行わず、専門家への相談を優先しましょう。
取り立ての手口は徐々にエスカレートしますが、無視を続けることも悪手です。状況が悪化する前に、早めに対策を練ることが肝心です。
専門家への相談時に必要な準備
取引が始まった経緯や、支払った金額の記録を時系列で整理しておくとスムーズです。
業者からの取り立てがどのような内容や方法で行われているか、具体的に説明できるよう記録を残しておきます。
契約時のやり取りや振込の記録などがあれば、事前に準備しておきましょう。記録がない場合でも、覚えている範囲で状況を説明できるようにしておくとベターです。
複数の業者から取り立てを受けている場合も、同様です。できるだけ情報を集め、対策を立てやすくしましょう。
法的対応の選択肢とは
闇金融問題に詳しい弁護士に相談することが一番望ましいです。
業者が暴力的な手段に出ていたり、実害が生じている場合、警察への被害相談も効果的です。警察と弁護士が連携することにより、より強力な対応が可能です。
居住地の消費生活センターでも、専門の相談員が対応しています。金銭的な負担が少なく、安心して相談することができます。
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まとめ

先払い買取を装った違法な金融業者は、困っている人の弱みにつけこんできます。「買取キング」の事例を見ると、一度の利用で高金利による返済に追われ、抜け出せなくなるリスクが高いことがわかりました。
正規の買取業者は、きちんと商品の実物を確認してから、適切な価格での取引を進めるものです。商品を見せる前に現金を受け取れるような取引には、違法な貸付が潜んでいる可能性を疑いましょう。
トラブルに巻き込まれたら、一人で抱え込まず専門家へ相談することが大切です。適切に対応することで、違法業者からの取り立てを止めることができ、経済的な立て直しの道も開けます。
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