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買取ハレハレは先払い買取業者!「実は闇金」の真相は?実態をまとめました

金銭に困った際、「商品券や収入印紙を高額買取します」といった広告を目にするかもしれません。「買取ハレハレ」という業者名を耳にした人もいるでしょう。便利なサービスに見えますが、実態は大きく異なります

先払い買取業者は、商品発送前に代金を支払い、法外な金利で貸付を行います。合法的な買取業者を装っていますが、実態は違法な闇金融と同じ営業形態です。

本記事では、買取ハレハレの基本情報、不審点、実質的な闇金業者である証拠、被害に遭った場合の対処法まで解説します。既に関わってしまった方、利用を検討している方は、最後までお読みください。

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先払い買取「買取ハレハレ」とは?基本情報を紹介

先払い買取業者は表向き正当な事業に見えますが、実態は大きく異なります。買取ハレハレも同様に、一般的な買取業者とはかけ離れています。

まずは、買取ハレハレの基本情報を見てみましょう。

商品券や収入印紙の買取を扱う先払い買取業者

買取ハレハレは商品券やギフト券、収入印紙などの買取を謳う業者です。実物確認前の「先払い方式」を採用する点が、一般的な買取業者と大きく違います。

WEBサイトの情報によると、運営元は合同会社ドリームボックス、所在地は東京都新宿区原町のビルです。古物商許可番号として「第307762318829号」を取得しているとホームページには明記されています。

WEBサイトから分かる買取ハレハレの不審点

買取ハレハレの運営会社「合同会社ドリームボックス」は法人登記がありません。法人番号公表サイトで検索しても該当せず、正規の法人として登録されていない可能性が高いです。

所在地である東京都新宿区原町のビルは単身者向け1Rマンションです。正規の事業所として機能しているとは考えにくいでしょう。

ここで運営している可能性は皆無ではありませんが、過去に所在地を頻繁に変更している情報もあります。適当なマンションの住所を勝手に記載している可能性が高いでしょう。

古物商許可番号は偽物

買取ハレハレがWEBサイトに掲示する「第307762318829号」という許可番号は存在しません。番号形式は東京都公安委員会のものを真似ているようですが、古物商許可番号リストに該当はありません。

また、古物商許可番号は、通常「〇〇県公安委員会第xxxxx号」と記述しますが、買取ハレハレのWEBサイトでは単に番号だけが掲示されています。こうした点からも、運営のずさんさや利用者をごまかそうとする意識が垣間見えます。

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買取ハレハレは実質的な闇金業者

買取ハレハレは、先払い買取という形式を取りながらも、実質的には違法な金銭貸付けを行う業者です。金利や取り立て方法から見ても、一般的な買取業者ではなく闇金業者の特徴を備えています。

年利500%近い利率で貸付けを行う非合法の業者

買取ハレハレの取引では、商品券の額面に対し半額~80%程度の金額を、商品券の発送前に入金します。その後給料日に申し込んだ額面と同額の商品券を送らせるという手口が一般的です。

実質的には、例えば「4万円を貸し付け、5万7000円を回収する」といった形の貸金業にあたります。年利に換算すると500%近いという法外な利率です。

一般的な消費者金融の貸付金利は上限20%です。これと比較してもいかに法外な利息かがわかるでしょう。利息制限法や貸金業法に明確に違反する金利設定で、れっきとした違法行為にあたります。

闇金業者と同等の取り立てが行われる

買取ハレハレから商品券送付前に代金を受け取り、返済が遅れると、電話やLINEでしつこく連絡がきます。昼夜問わず脅すような口調で催促され、精神的に追い詰められるのが特徴です。

利息が法外なため、借金を返せず借入金額が増える仕組みです。一度でも支払いが遅れると「遅延損害金」という名目でさらに金額が膨らみ、返済不能な状態に陥りやすいでしょう。

闇金と同等の仕組みで借金地獄に落ちる可能性が高く、一般的な買取業者とは全く異なる営業形態であるのは明らかです。利用者を借金の泥沼に引きずり込む構造が最初から組み込まれています。

執拗な取り立てによって精神的に追い詰められる

電話やメールによる取り立ては頻繁で、精神的に追い詰められるでしょう。一日に何十回も電話がかかり、夜中でも容赦なくメッセージが送られてくるため、正常な生活を送るのが困難になります

電話を無視したり着信拒否をしても、新しい電話番号やLINEアカウントで連絡がくるため、逃げ切るのは困難です。次々と新しい連絡手段で迫ってくるのです。

家族や緊急連絡先にしつこく電話されるため、社会的な立場や人間関係を破壊される恐れもあります。職場に連絡が行くケースもあり、仕事にも影響が出る危険性があります。

心理的ストレスは計り知れず、電話やLINEの日常的な使用にも支障をきたすでしょう。常に取り立ての恐怖に怯え、平穏な日常生活を送ることが困難になります。

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買取ハレハレの被害に遭った場合の対処法

買取ハレハレなど先払い買取業者と関わってしまった場合、どう対処すべきでしょうか。被害を最小限に抑え、問題を解決する方法を解説します。

警察への相談はできる?

悪質な取り立てや脅迫行為があった場合は、警察に相談できます。生命や身体に危険を感じる脅迫があれば、警察へ相談しましょう。

ただし、実害が出ていないケースでは「民事不介入」の原則があり、すぐには捜査できない可能性が高いです。金銭トラブルだけでは動きにくい面もあるため、過度の期待は禁物です。

警察への相談と並行して、法律の専門家にも相談することをおすすめします。両方からアプローチすることで、包括的な対応が可能になるでしょう。

自分だけで対処するのは非常に危険

先払い買取業者の貸付は法令違反のため、法的には返済義務がないケースがほとんどです。不法原因給付の考え方では、違法な高金利での貸付に返済義務はないとされます。

しかし、被害者から「違法なので払いません」と伝えても引き下がる相手ではありません。むしろ強硬な取り立てや、さらなる嫌がらせの原因になるでしょう。

個人で判断して対応すると状況が悪化する恐れがあるため、次に紹介する方法で弁護士に相談しましょう。専門家の力を借りて冷静に対処することが、問題解決への近道です。

闇金に強い専門家に相談する

先払い買取トラブルの最善の対処法は、闇金に強い弁護士に相談することです。

依頼者の代わりに先払い買取業者と交渉できるため、早期に業者からの取り立てを停止できるでしょう。「受任通知」を業者に送付すれば、法的に直接の取り立てはできなくなります。

依頼を検討する際は、「闇金や先払い買取業者など、違法業者への対応実績が豊富であること」を必ず確認しましょう。債務整理など「一般の借金問題解決」とは異なる専門知識が必要になります。

相談料無料の事務所も多いため、気軽に相談してみるのがおすすめです。一人で抱え込まず、専門家の力を借りて問題解決の糸口を見つけましょう。

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まとめ

買取ハレハレは商品券や収入印紙などの買取を謳いますが、実質的には闇金と同様の営業を行う業者です。法人登記や古物商許可番号の偽装、法外な金利、悪質な取り立てなど、疑わしい点が多いといえます。

先払い買取業者は表向き合法を装っていますが、実質的には法令違反の高金利で貸付を行う違法業者です。既に関わってしまった場合は、警察への相談と並行し、闇金対応に実績のある弁護士への相談が効果的です。自分一人での対応は危険なため、専門家の力を借りることをおすすめします。

金銭に困った時こそ冷静な判断が必要です。一時的な資金調達のために違法業者に手を出してしまうと、問題はより深刻化します。正規の相談窓口や支援制度を利用し、安全な解決策を見つけましょう

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